みなさん、こんにちは。
T.tです。
今回は昨年末の車検前に新しく履き替えた
タイヤのインプレッションをしていこうと思います。
1万km弱走行した上で、今まで履いてきた
タイヤとの違いについても
触れていこうと思います。
それでは今回のタイヤを紹介しまーす👏🏼👏🏼👏🏼
Laufenn S FIT AS01
というタイヤです!!
ひとえにタイヤと言ってもめちゃくちゃ
種類があるので正直選ぶのが大変ですが、
僕は6つの基準に沿って選んでいます。
- サイズ
- 価格
- ドライグリップ
- ウェットグリップ
- 乗り心地
- 静粛性
- 寿命
サイズ
これは言わずもがなですが、使用する
ホイールサイズやタイヤハウス
(タイヤが収まっている空間のこと)によって
決まってきます。
ちなみに僕の愛車は4輪とも
225/50R17
というサイズです。
225:トレッド幅(タイヤの幅)[mm]
50:扁平率(タイヤの幅/タイヤの高さ)[%]
R:ラジアルタイヤ
17:ホイール外径[inch]
※現在の市販車用タイヤはほぼ全てがラジアルタイヤですが、以前はバイアスタイヤという構造が異なるタイヤがありました。現在でも大型車のタイヤには一部残っているとかいないとか。
このサイズはタイヤのサイドウォール
(タイヤの側面)に必ず記載されているので
交換時には確認してタイヤを購入しましょう。
クルマの取説にも記載があります。
価格
これも大事な要素ですよね。
高けりゃいいとは思いませんが、
少なくとも高くて悪いものであることは
ないと思います。
お金がある人はとりあえず高いのを買っときましょう。
有名どころでいくと
- ブリヂストン
- 横浜ゴム
- ダンロップ
- コンチネンタル
- ミシュラン
- ピレリ
などでしょうか。
1本15,000円ほどからあると思います。
ちなみに今回私が買ったタイヤは
工賃入れて1本1万程度でした。
ドライグリップ
これは非常に重要な要素ですね。
日々の安全に直結します。
ですが、あまり気にしすぎる必要もないかと思います。
普段の運転の中で、タイヤのグリップが
限界を迎えるなんてことはほぼないですからね。
ただ、万が一を考えるとそれなりの性能が必要かと思います。
今回のタイヤはメーカー評価で
10段階中8でした。
価格を考えると十分でしょう。
また、ブランドは「Laufenn」ですが
その母体はHankook。
Hankookといえば近年欧州メーカー
(メルセデス、アウディ、ポルシェなど)
の純正タイヤになったり、
モータスポーツではサプライヤーになったりと品質は世界に認められています。
だから今回ある程度の信頼を持って
選ぶことができました。
ウェットグリップ
こちらもドライグリップ同様に
安全に直結する非常に重要な項目です。
個人的には雨の日に事故った経験があるため
ドライグリップよりも重視してます。
これもメーカー評価は10段階中8でした。
あとはトレッドパターンも気にしています。
いわゆる溝のデザインです。
あの溝の形ってタイヤの種類によって
全然違う形をしていて、
個人的には縦に太い溝が3、4本あって
その隙間に斜めに溝が切られてるような
デザインが好みですね。
トレッドパターンによっては
取り付ける向き、タイヤの回転方向
(=タイヤに対する車両の進行方向)
を指定してあるものもあります。
一般的にタイヤの外側はドライ性能、
内側はウェット性能を重視して
デザインされています。
コーナーリング中、クルマはロールしているためタイヤの外側に負荷がかかりますので、
外側のグリップを確保してコーナーでの安定感が出るようになっているんですね。
※ロールとは右に曲がる際は右側が浮き、左側が沈む、左に曲がる際はその逆になる車両の動きのこと。
トレッドパターンは、
サマータイヤ、スタッドレスタイヤ、
オールシーズンタイヤなどでも
変わってくるので観察してみるのも
面白いかもしれません。
乗り心地
安全性とはグリップ性能ほど関係がない
かもしれませんが、いつも乗るクルマの
乗り心地が悪いのはちょっと頂けないですよね。
ここはタイヤの性格と言い換えても
いいかと思います。
グリップ性能重視のタイヤなのか、
乗り心地重視のタイヤなのか、
はたまた燃費性能重視なのか。
グリップ性能重視の場合は
おそらく直進安定性やコーナーリング安定性を求めるためにサイドウォールが固めになっています。いわゆるスポーツタイヤと言われるものです。
ブリヂストンのPOTENZAや横浜ゴムのADVANなどが該当します。
サイドウォールが硬いということは、
路面の凹凸がダイレクトに伝わりやすく、
運転手は操作性がいいため満足できますが、
助手席は少しコツコツとした乗り味になって
人によっては不快と思うかもしれません。
乗り心地重視のタイヤはコンフォートタイヤと呼ばれ、サイドウォールが若干柔らかい印象です。
ブリヂストンのREGNOやミシュランのPrimacyなどが該当します。
スポーツタイヤほど路面の凹凸には敏感じゃないため、操作性は劣るものの、助手席のからの評価は良いでしょう。
燃費性能重視のタイヤは低燃費タイヤやエコタイヤと呼ばれ、転がり抵抗が小さいタイヤのことです。
ブリヂストンのECOPIA、横浜ゴムのBluEarthなどが該当します。
抵抗が少ない≒グリップ性能が低い
とも言い換えれます。が、もちろん安全に
支障は全くありません。
ただ、スポーツタイヤと比べると
街乗り程度では若干かもしれませんが、
限界付近の挙動には大きな違いがあります。
今回のタイヤはこの中でも
コンフォートタイヤと呼ばれるもので、
メーカー評価は10段階中10でした。
静粛性
字の通り、走行中の静かさのことです。
走行すると発生する音をロードノイズと言いますが、静かなことに越したことはありません。
ただ、ロードノイズが乗員に届くまで様々なパーツを通ってやってくるわけで、
タイヤだけで無くすことは不可能です。
逆にいえば、車両次第である程度抑え込むこともできますね。
これは誰でも違いに気づけるかと思います。
今回のタイヤはメーカー評価が10段階中10と
かなり静かな部類に入るでしょう。
寿命
最後に寿命ですね。走ればタイヤは摩耗しますから何km走れば交換時期に来るのかというのが寿命になります。
また、あまり走行していなくても
日中浴びる紫外線等の影響で
ゴムが劣化して表面がひび割れることがあります。
このようなタイヤはバーストの危険があるため交換をお勧めします。
摩耗して寿命を迎える場合、
タイヤの溝の一部が山のように盛り上がっている部分があり、これをスリップサインと呼びます。
このスリップサインがタイヤ表面に出てきた時は要交換です。
スリップサインが露出した時の溝の深さは
約1.5mmほど。
新品タイヤの溝は約8mmですから溝の80%以上摩耗しています。
※深さはタイヤによって多少差があります。
ドライ路面では溝が減ってもあまり差を感じないかもしれませんが、ウェット路面では確実に危険性が増しています。
さらにスリップサインが出ていては車検にも通らないため、早めの交換をお勧めします。
安全性を求めると、溝深さが約3mm程度になると、ウェットグリップが著しく低下する
という話を聞いたことがあるため、
スリップサインの約2倍の残り溝で交換するのがベストだと思います。
ちなみにメーカー評価は10段階中10でした。
果たして何km持つのでしょうか。
ここまで各選定基準について説明してきましたが、最後にインプレッションをしていきたいと思います。
前回履いていたタイヤはMINERVAのF205。
コンチネンタルのセカンドブランドですね。
(↓記事はこちら↓)
前回のタイヤはと比較すると、
ドライグリップは同等、
ウェットグリップは今回が上
な印象です。
スポーツタイヤからコンフォートタイヤになったことでサイドウォールが柔らかくなり、ステアリングを切ってから実際にクルマの向きが変わるまでにコンマ数秒の遅れを感じるようになりました。
言い換えればタイヤがたわむようになったということですね。
ただ、曲がりだしてしまえば特段グリップしないなんてことは全くありません。
雨の日は今回のタイヤの方がドライとの差を感じにくく、安心感がありました。
静粛性については、
高周波のノイズは低減され、
低周波のノイズは大きくなった印象です。
高周波のノイズはすなわち滑らかな
コンクリートを走った時の音、
低周波のノイズは粗めのコンクリートを走った時の音と言い換えればわかりやすいでしょうか。
コンクリートに使われる石の種類によって、路面の粗さが変わると思いますが、
今回は低周波ノイズが結構目立ちます。
逆に高周波ノイズは全く気にならないレベルで、これはなぜこうなるのか気になるところです。
乗り心地としては価格から考えて十分だと思います。
それなりのクッション性もありつつ、
きちんと路面のインフォメーションがステアリング、シートバックを通じて伝わってきます。
燃費性能ですが、若干前回よりも落ち込んでいる気がします。
1km/ℓまで変化してないですが、燃費性能はそこまで良いとは言いがたいですね。
個人的にそこまで期待もしてないので全然問題ないですけど(笑)
というわけで今回は昨年末に交換したタイヤとその際の基準について書いてみました。
思ってた以上に長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでいただいた皆さん、
ありがとうございました😊
是非次回もよろしくお願いします。
ではまた。
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